女性が雪駄を選ぶ時に気になるのはやはりそのデザインでは無いでしょうか。
最近では特に浴衣等ですとレースがあしらわれた浴衣が出ていたりなど現代のニーズに合わせた新しいデザインが出てきているように、雪駄も現代風のデザインの物なども発売されています。
基本的には女性用雪駄という事で暖色で明る草花を連想させるデザインの物が多いのですが、其処に更に模様を刺繍、プリントしたものもあり、足物からしっかりとお洒落できるようになっています。
女性が雪駄を選ぶ時には着物や浴衣の色に合わせる事になるかと思いますが、黒や紺色系の物ですと凡庸性が合って使い勝手が良いでしょう。
反対に赤色や黄色、オレンジ色等の明るい華やかな色を選ぶ場合には配色のバランスを着物の色の比率と出来るだけ近付けると履いた時にも違和感なくはけるかと思います。
他にも淡い色合いの物などあるので、是非自分のお気に入りを見つけて足元からの御洒落を楽しんでみてはいかがでしょうか。
素材も製品によって違うために一度はご自身ではいてみることをお勧めしますが特に鼻緒部分は雪駄など和装の履き物を履き慣れていない人の場合足の指を痛めることもあるので、その場合には肌触りの良い物を選ぶことをお勧めします。
女性用雪駄というと余り和装に慣れていない人ははく場面がないと思う人もいるかもしれませんが、意外と着物だけではなく浴衣にも合いやすいのでお勧めです。
雪駄は底がゴム部分の物もあり軽い雨の日でも滑り難い事が特徴です。
また足元の負担も少なくなるので余り和装を普段からしていない人でも履きやすいかと思います。
雪駄を購入する時には一度履いてみて自分の足が雪駄から少しはみ出るサイズの物を買う様にしましょう。
小指とかかとが少しでるサイズが丁度良いサイズに成ります。
また、雨の日にもはきたいと言う場合には雨の日用のカバーの付いた専用の雪駄を用意しておきましょう。
雨用の雪駄もカバーを取り外せるものから一体となっている物等のバリエーションがあるので購入の際には注意が必要です。
雨用でない雪駄は湿気や水分に弱いために底の部分の皮がボロボロになってしまう事があります。
一度ボロボロになると修繕は出来ないので雨の日には出来るだけ履かない様に注意をして下さい。
そして一度はいた後にはしっかりと手入れをしておくことをお勧めします。
履いた後にそのまま箱の中にしまってしまうと湿気からカビが生えてしまう事もあるので、しっかりと乾燥してからしまう用にしてください。
女性が雪駄を買おうと思った時に一番気になるのはそのお手入れの方法ではないでしょうか。
基本的には雪駄は普段利用している靴やブーツと同じような扱いで大丈夫だと思ってもらって構いません。
雪駄を履いた後は直に箱等密封出来るもの等に入れずに、軽く乾燥をさせてから靴箱等にしまいましょう。
雪駄には皮が使われているので暗所の涼しい所で保管をするようにしてください。
皮は熱を持つとボロボロになってしまいますし、また湿気にも弱いので履いた後暫く乾燥をさせる事が大切に成ってきます。
普段のの保管方法としては以上の方法で大丈夫です。
また、皮製品は雪駄に限らず時間が経つにつれて劣化をしていってしまう物です。
ですので出来るだけ手入れをして長持ちをするようにしてあげましょう。
そして水分に弱いので水をたっぷりと使って洗う方法は避けてください。
スポンジやキメの細かいブラシなどを少し濡らしてそれで優しく洗う様にして下さい。
傷みやすいので力を込めすぎると傷がついてしまうので力を余り入れない様にすることがポイントです。
畳表の面は面に沿って洗う様にしてください。
そして洗った後にはしっかりと水分が飛ぶ様に乾燥させると完成です。
表面が乾いていても内側が乾いていない場合もあるので2、3週間程度は乾燥させておくとよいでしょう。