雪駄は、和式の履物の中では一番「格式が高い」とされています。
本来の雪駄は着物などに合わせて履き、普段遣いとしてはもちろん、その格式の高さから結婚式など特別な式典でも用いられてきました。
今でも神社・お寺など由緒あるところでは、雪駄が日常的な履物として使われています。
現代では若干「昔の履物」のようなイメージを持たれている雪駄ですが、実は「通気性」や「滑り止め」など、もともと驚くほど機能的に優れた履物なのです。
そして現在、この時代だからこそ使える素材で「現代版」としてバージョンアップ。
種類も抜群に豊富になり、様々な場面で使われるようになっています。
今回は、そんな雪駄の種類・選び方について「橋本屋祭館」の黒田専務に解説していただきましょう!
雪駄は一番初めに「底の種類」から絞り込もう!
こんにちは。
「橋本屋祭館」専務の黒田と申します。
【様々な種類の草履・雪駄の種類】ということで、紹介をさせていただきます。
まず、雪駄は基本的に「底」で選ぶもんなんですね。
ライト底
これは、「ライト底」という底の雪駄です。
雪駄の中では定番というか、販売されている雪駄の半数近くはライト底とされています。
表や鼻緒のデザインが豊富なのが特徴ですね。
サンド底(スポンジ底)
こちらは「サンド底(スポンジ底)」という底の雪駄です。
名前の通り底の材質はスポンジで、最も衝撃吸収に優れているんです。
つまり、サンド底の雪駄は履いていても疲れにくいってことですね。
アメ底
こちらのような、サンド底の外側に飴色の硬化ゴムを張ってあるのが「アメ底」という底です。
サンド底の持つクッション性もある程度あり、強化ゴムを張ることで頑丈な底になっています。
滑りにくいという性質もあるので、普段使いにはもってこいですよ!
タイヤ底
あとは、こういった「タイヤ底」もありますね。
一番頑丈で、壊れにくい作りの雪駄なんです。
底だけではなく鼻緒もしっかり固定されているんで、激しく動くお祭りに参加するときなんかに使うといいですよ。
牛革底
少しばかし高級な雪駄になりますけども、こちらのような「牛革底」もあります。
底に張られているのは特殊加工された牛革です。
とても上質な雪駄で、式典や祭典など特に大切な日に履く方が多いですね。
雪駄の表側・鼻緒の柄も種類がたくさん!ここから先はお好みで!
雪駄の表の種類
雪駄の表側も、素材によっていろいろと種類があるんですよ。
サンド底やアメ底の雪駄はイグサなど天然素材を使用しているものが多いんですけども、タイヤ底の場合は、主に唐黍(とうきび)や竹皮で作られているんですね。
雪駄の鼻緒の種類
ヘビ鼻緒
鼻緒の柄でしたら、このような蛇柄のものなんかが非常に人気がありますね。
「雪駄 せった ビニールヘビ柄鼻緒 ライト底」のご購入はこちらから>
白刺子の鼻緒
こういう「白刺子(しろさしこ)」の生地を使った鼻緒なんかもあります。
当店、橋本屋オリジナル商品なんですが、大和撫子を思わせる控えめで上品な風合いがとてもいいとご好評いただいております。
「祭雪駄 せった ライト底 【白刺子】S・M・L・LL」のご購入はこちらから>
ちなみに、白刺子に使われている刺子織は生地がとても柔らかくてですね、雪駄ずれが起きにくいという嬉しい特徴もあるんです。
あとこちらは当店、橋本屋のオリジナルのですね。
「藍染刺子」の生地で作った鼻緒もございます。
江戸一の生地を使った鼻緒
他にも定番なものとしては、こちらは多分どちらの祭用品店さんでも売られていると思いますけど、「江戸一」というブランドの生地を使った鼻緒ですね。
こちらもよく売れております。
「祭 雪駄 ライト底 せった 江戸一柄 鼻緒【ピンク松葉】 サイズS・M」のご購入はこちらから>
もっと詳しく見る:「雪駄鼻緒の選び方!」
総柄の雪駄
総ヘビ柄
あとはこういう「総柄」の雪駄は足元が非常に目立っておすすめです。
雪駄の鼻緒だけでなく、表面にも同じ柄が入っているものを「総柄」と呼ぶんですけども。
こちらのように表面全面が蛇柄の「総ヘビ柄」の雪駄もございまして、お色も白系・黒系からお選びいただけます。
「祭雪駄 せった 【合皮 ヘビ総柄 黒系】本牛皮底」のご購入はこちらから>
総バラ柄
こちらは「大バラ柄」ですね。これも橋本屋のオリジナルです。
派手さでいえば今ご紹介した2つの柄がダントツでトップでしょう。
「祭雪駄 ライト底 【大バラ ピンク色 サイズ:S , M , L】 大薔薇 せった セッタ」のご購入はこちらから>
柄の雪駄に柄の足袋を合わせる「ガラガラ」は基本あまりしないんですけども、総柄の雪駄に同じ柄の足袋を合わせると、非常に洒落た感じになるんですよね。
こうすることでもう、非常に足元が際立って見えます。
是非ともご自分らしさを表現できる、粋な雪駄をファッショナブルに着こなして下さい。
はい。以上【様々な種類の草履・雪駄の種類】についてお伝えさせていただきました。
ありがとうございます!
観客の視線を独り占め!黒田専務おすすめ「総ヘビ柄」の雪駄
雪駄は、しっかりと数えれば何千・何万種類ものデザインがあります。
おしゃれを楽しむには足元からと言われますが、これだけ種類があれば他の人と被らない雪駄を探すのは難しくありません。
そもそも最近では、草履や雪駄を履くこと自体がオシャレの一つになりつつあります。
ファッショナブルな着こなしの一つとして、採り入れてみてはいかがでしょうか?
総ヘビ柄/牛革底
こちらは上でご紹介した「総ヘビ柄」の雪駄です。
ヘビ柄自体はポピュラーで、そのようなバッグ・財布を持っている人はたくさんいます。
しかし、ヘビ柄の雪駄を持っている人はそういません。
「周りと差をつける」ならこれで決まりです!
お祭りや式典で和装と合わせるのはもちろん、普段の洋服に合わせてもカッコよく足元を飾ってくれます!
デザインは2パターン。
全体的に白系のものと、黒系のものからお選びいただけます。
「祭雪駄せった【合皮総ヘビ柄白系】本牛革底」のご購入はこちら>
雪駄を選ぶときは「何のために使うのか?」ということから考えて、その使い方に合った底の種類・デザインから選ぶといいでしょう。
だからこそ、「底」から選ぶのが一番手っ取り早いんですね。
当店、橋本屋でも豊富な種類を取り揃えておりますから、きっと満足いただける雪駄が見つかるはずです。
ぜひお気に入りの一足を見つけてください!
雪駄は、和式の履物の中では一番「格式が高い」とされています。
本来の雪駄は着物などに合わせて履き、普段遣いとしてはもちろん、その格式の高さから結婚式など特別な式典でも用いられてきました。
今でも神社・お寺など由緒あるところでは、雪駄が日常的な履物として使われています。
現代では若干「昔の履物」のようなイメージを持たれている雪駄ですが、実は「通気性」や「滑り止め」など、もともと驚くほど機能的に優れた履物なのです。
そして現在、この時代だからこそ使える素材で「現代版」としてバージョンアップ。
種類も抜群に豊富になり、様々な場面で使われるようになっています。
今回は、そんな雪駄の種類・選び方について「橋本屋祭館」の黒田専務に解説していただきましょう!
雪駄は一番初めに「底の種類」から絞り込もう!
こんにちは。
「橋本屋祭館」専務の黒田と申します。
【様々な種類の草履・雪駄の種類】ということで、紹介をさせていただきます。
まず、雪駄は基本的に「底」で選ぶもんなんですね。
ライト底
これは、「ライト底」という底の雪駄です。
雪駄の中では定番というか、販売されている雪駄の半数近くはライト底とされています。
表や鼻緒のデザインが豊富なのが特徴ですね。
サンド底(スポンジ底)
こちらは「サンド底(スポンジ底)」という底の雪駄です。
名前の通り底の材質はスポンジで、最も衝撃吸収に優れているんです。
つまり、サンド底の雪駄は履いていても疲れにくいってことですね。
アメ底
こちらのような、サンド底の外側に飴色の硬化ゴムを張ってあるのが「アメ底」という底です。
サンド底の持つクッション性もある程度あり、強化ゴムを張ることで頑丈な底になっています。
滑りにくいという性質もあるので、普段使いにはもってこいですよ!
タイヤ底
あとは、こういった「タイヤ底」もありますね。
一番頑丈で、壊れにくい作りの雪駄なんです。
底だけではなく鼻緒もしっかり固定されているんで、激しく動くお祭りに参加するときなんかに使うといいですよ。
牛革底
少しばかし高級な雪駄になりますけども、こちらのような「牛革底」もあります。
底に張られているのは特殊加工された牛革です。
とても上質な雪駄で、式典や祭典など特に大切な日に履く方が多いですね。
雪駄の表側・鼻緒の柄も種類がたくさん!ここから先はお好みで!
雪駄の表の種類
雪駄の表側も、素材によっていろいろと種類があるんですよ。
サンド底やアメ底の雪駄はイグサなど天然素材を使用しているものが多いんですけども、タイヤ底の場合は、主に唐黍(とうきび)や竹皮で作られているんですね。
雪駄の鼻緒の種類
ヘビ鼻緒
鼻緒の柄でしたら、このような蛇柄のものなんかが非常に人気がありますね。
「雪駄 せった ビニールヘビ柄鼻緒 ライト底」のご購入はこちらから>
白刺子の鼻緒
こういう「白刺子(しろさしこ)」の生地を使った鼻緒なんかもあります。
当店、橋本屋オリジナル商品なんですが、大和撫子を思わせる控えめで上品な風合いがとてもいいとご好評いただいております。
「祭雪駄 せった ライト底 【白刺子】S・M・L・LL」のご購入はこちらから>
ちなみに、白刺子に使われている刺子織は生地がとても柔らかくてですね、雪駄ずれが起きにくいという嬉しい特徴もあるんです。
あとこちらは当店、橋本屋のオリジナルのですね。
「藍染刺子」の生地で作った鼻緒もございます。
江戸一の生地を使った鼻緒
他にも定番なものとしては、こちらは多分どちらの祭用品店さんでも売られていると思いますけど、「江戸一」というブランドの生地を使った鼻緒ですね。
こちらもよく売れております。
「祭 雪駄 ライト底 せった 江戸一柄 鼻緒【ピンク松葉】 サイズS・M」のご購入はこちらから>
もっと詳しく見る:「雪駄鼻緒の選び方!」
総柄の雪駄
総ヘビ柄
あとはこういう「総柄」の雪駄は足元が非常に目立っておすすめです。
雪駄の鼻緒だけでなく、表面にも同じ柄が入っているものを「総柄」と呼ぶんですけども。
こちらのように表面全面が蛇柄の「総ヘビ柄」の雪駄もございまして、お色も白系・黒系からお選びいただけます。
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総バラ柄
こちらは「大バラ柄」ですね。これも橋本屋のオリジナルです。
派手さでいえば今ご紹介した2つの柄がダントツでトップでしょう。
「祭雪駄 ライト底 【大バラ ピンク色 サイズ:S , M , L】 大薔薇 せった セッタ」のご購入はこちらから>
柄の雪駄に柄の足袋を合わせる「ガラガラ」は基本あまりしないんですけども、総柄の雪駄に同じ柄の足袋を合わせると、非常に洒落た感じになるんですよね。
こうすることでもう、非常に足元が際立って見えます。
是非ともご自分らしさを表現できる、粋な雪駄をファッショナブルに着こなして下さい。
はい。以上【様々な種類の草履・雪駄の種類】についてお伝えさせていただきました。
ありがとうございます!
観客の視線を独り占め!黒田専務おすすめ「総ヘビ柄」の雪駄
雪駄は、しっかりと数えれば何千・何万種類ものデザインがあります。
おしゃれを楽しむには足元からと言われますが、これだけ種類があれば他の人と被らない雪駄を探すのは難しくありません。
そもそも最近では、草履や雪駄を履くこと自体がオシャレの一つになりつつあります。
ファッショナブルな着こなしの一つとして、採り入れてみてはいかがでしょうか?
総ヘビ柄/牛革底
こちらは上でご紹介した「総ヘビ柄」の雪駄です。
ヘビ柄自体はポピュラーで、そのようなバッグ・財布を持っている人はたくさんいます。
しかし、ヘビ柄の雪駄を持っている人はそういません。
「周りと差をつける」ならこれで決まりです!
お祭りや式典で和装と合わせるのはもちろん、普段の洋服に合わせてもカッコよく足元を飾ってくれます!
デザインは2パターン。
全体的に白系のものと、黒系のものからお選びいただけます。
「祭雪駄せった【合皮総ヘビ柄白系】本牛革底」のご購入はこちら>
雪駄を選ぶときは「何のために使うのか?」ということから考えて、その使い方に合った底の種類・デザインから選ぶといいでしょう。
だからこそ、「底」から選ぶのが一番手っ取り早いんですね。
当店、橋本屋でも豊富な種類を取り揃えておりますから、きっと満足いただける雪駄が見つかるはずです。
ぜひお気に入りの一足を見つけてください!