雪駄といえば、最近はお祭りの時に使われることがほとんどです。
普段使いで雪駄を使う人は、神社仏閣や料亭の方など少数派。
そのため、「雪駄をまともに履いたことはないのに、お祭り本番で急に何時間も履く」という状況になりがちなんです。
そういう場合には、よく予期せぬ困りごとが発生したりします。
雪駄で一番多いお困りごとは、靴擦れならぬ「雪駄擦れ」。
「きつく締まった鼻緒と足がこすれて痛い」というものです。
何度も同じところがこすれて傷になり、痛い部分が更にこすられ続けて悪化してしまうこともあります。
雪駄で足に鈍い痛みを抱えたままでは、せっかくの晴れ舞台に集中できません。
そんな残念なことにならないためには、早いうちに対策しておくのが吉。
そこで、祭り用品のプロ「橋本屋祭館」の黒田専務に、この問題の解決法を教えていただきましょう!
目次
・雪駄が痛いときは、まず鼻緒をほぐして調整する!
・裸足で履くと雪駄は痛い!「中敷き」や「足袋」で和らげよう
・「痛い」とおさらば!橋本屋オリジナルの雪駄なら、ストレス少なく祭を楽しめる!
・「痛い」をなくして力を出し切れ!祭で後悔しないためのおすすめ足袋用中敷き
雪駄が痛いときは、まず鼻緒をほぐして調整する!
はい、「橋本屋祭館」専務の黒田です。
それではさっそく【草履・雪駄でのお困りごとQ&A】ということでお話をさせていただきます。
雪駄に関してご相談いただくお困りごとは、ほとんどが「痛い」とか「サイズが小さい」ということなんですね。
私は橋本屋の店頭で何百人と接客しておりますけれども、非常にこれが多いです。
草履・雪駄は足のこの部分、親指と人差し指の間ですね。
ここで鼻緒を挟むので、動き回るとここがとても刺激されるんです。
なので、まあ痛いのは当たり前というか。
長時間ずっと歩いたり、練ったりする場合は特に痛いですね。
履き慣れるまではどうしても痛いです。
それでも、多少なりとも痛くさせないためにどうすればいいの?という困りごとの相談には乗らせていただいています。
まず、どこが痛くなるのかと申しますと、「鼻緒の固定されている三点」の周辺ですね。
買ったばかりの雪駄ですと、その三点周辺が非常にきつくなっているんです。
具体的には、次のような部位です。
・鼻緒を固定する「坪(つぼ)」
・鼻緒を固定する脇二点
坪は、雪駄の前のほうにある二本の鼻緒をまとめている部分ですね。
そして鼻緒を固定する三点のうち後ろの二点周辺。
この三点周辺がキュッと非常に狭くなっておりますから、痛くなりがちです。
その対処法といたしまして、「鼻緒を引っ張って調整する」というものがございます。
先ほどご紹介した三点を気持ちひねりながら引っ張ってあげると、鼻緒が少し上がって余裕ができます。
ただ、引っ張りすぎると鼻緒が緩みすぎてしまったり、壊れてしまう場合もあります。
そうなった場合は自分で修理するということもできますよ。
裸足で履くと雪駄は痛い!「中敷き」や「足袋」で和らげよう
よく「痛くない雪駄はありませんか?」と聞かれるんですけど、鼻緒はどうせ履いているうちに伸びてきますから、段々痛くなくなってきます。
なので、痛みを軽減するには「雪駄そのものの選び方」というよりも「雪駄の履き方」の方で工夫した方が良いんですね。
簡単にできる工夫といたしましては、例えば「中敷き」を敷くことです。
それによって、親指・人差し指の間にかかる負担や刺激を減らすことができます。
他には「岡足袋」に綿を詰めたり、「足袋靴下」なんかを履くことで足の指の間を守るって方法も効果的ですね。
そういった工夫をすれば、多少は痛くなくなるんです。
雪駄は「裸足で履かなければならない」というような決まりは別にありませんしね。
もっと知りたい人は「雪駄は裸足で履くの?正しい履き方とは?」を御覧ください>
裸足で履くことによって見目涼しく、趣ある雰囲気は出せますよね。
雪駄に慣れて痛みを感じなくなってきたら、ファッションの一環として裸足で履いてみるのもカッコいいかと思いますよ。
ただ、痛くなってしまってからの対処はバンソウコウを貼ったり、綿をつめたりというくらいしかありません。
そうなったら、もう男気・女気でガマンです。
祭りも盛り上がって没頭していると痛みなんてものは気にならないもんですよ!
「痛い」とおさらば!橋本屋オリジナルの雪駄なら、ストレス少なく祭を楽しめる!
実は、比較的痛くなりにくい種類の鼻緒を使った雪駄もあるんですよ。
こちらは、弊社オリジナルの雪駄です。
鼻緒が「刺子織」で坪の部分も含めて起毛でできていて柔らかいので、痛くなりにくいんです。
しかし残念ながら、こちらの雪駄は通販では取り扱っておりません。
なので、一度実店舗までお越しください。
場所は静岡、御前崎市。
「日本最大級の祭館」と名高い橋本屋祭館の店頭では、所狭しと並んだお祭り用品があなたをお待ちしております。
品揃えが通販よりもはるかに充実しているので、本当にこだわりのお祭り用品をお探しの場合はぜひ実際に来ていただきたいですね。
その方が絶対に良いです。
「雪駄が痛い」のような、お困りごとについてのご相談が気軽にできるのも店頭ならではです!
また、鼻緒の選び方にもけっこうコツがありまして、その選び方次第で履き心地なんかも大きく違ってきます。
使われている素材も男性用と女性用で違ったり、刺子織以外にも肌に優しい生地はございます。
粋な履き方や、最初に調整して鼻緒をほぐすほぐし方なんかも、親身にご説明させていただきますよ!
鼻緒についてもっと詳しく知りたい人は「雪駄鼻緒の選び方!」を御覧ください>
以上、【草履・雪駄でのお困りごとQ&A】についてお話させていただきました。
ありがとうございました!
「痛い」をなくして力を出し切れ!祭で後悔しないためのおすすめ足袋用中敷き
激しい動きをするお祭りでは、雪駄がこすれることによる痛みも強くなってしまいます。
ですから、事前に足袋の中に中敷きを仕込んでおくのがいいですね。
もともと雪駄は、足場の悪い中での激しいお祭りにも使われていましたからね。
もっと知りたい人は「お祭りで使う雪駄とは?」を御覧ください>
足袋用 中敷 ソルボたび
足袋の中敷きにも色々種類があるんですよ。
中でも橋本屋がおすすめするのは、こちらソルボの足袋用中敷きです!
足袋用ということで、足袋を履くことが前提ですが、
ソルボたびは岡足袋・地下足袋どちらにも対応しています。
この中敷きを使うと、鼻緒が固定されている脇の二点付近がしっかりガードされるんです。
そうすると足の甲の擦れはかなり軽減され、坪に当たる親指と人差し指の間の痛みもある程度は和らぎます。
サイズは4種類あります。
・S(24cm~24.5cm)
・M(25.0~25.5cm)
・L(26.0~26.5cm)
・2L(27.0~27.5cm)
「雪駄を履いて足が痛い」とお困りのあなたは、ぜひ一度お試しください!
「足袋用 中敷 ソルボたび 中敷き (インソール)」のご購入はこちらから>
基本的に雪駄は、履き慣れないうちは痛いものです。
素足で履くとめちゃくちゃ痛いので、やはり岡足袋や足袋ソックスを履いたり、中敷きを敷いたりすることで軽減するのが大切ですね。
こんなちょっとした工夫でも、「痛さ」のお困りごとはかなり解決されるんじゃないでしょうか。
痛くなっちゃってからはバンソウコウを貼っていただくしかないので、やはり「痛くなる前にいかに対策するか」がポイントです。
痛くなってしまったら、もうガマンしかありません!
いっそのこと、祭りに没頭して痛さなんて忘れてしまいましょう!
雪駄といえば、最近はお祭りの時に使われることがほとんどです。
普段使いで雪駄を使う人は、神社仏閣や料亭の方など少数派。
そのため、「雪駄をまともに履いたことはないのに、お祭り本番で急に何時間も履く」という状況になりがちなんです。
そういう場合には、よく予期せぬ困りごとが発生したりします。
雪駄で一番多いお困りごとは、靴擦れならぬ「雪駄擦れ」。
「きつく締まった鼻緒と足がこすれて痛い」というものです。
何度も同じところがこすれて傷になり、痛い部分が更にこすられ続けて悪化してしまうこともあります。
雪駄で足に鈍い痛みを抱えたままでは、せっかくの晴れ舞台に集中できません。
そんな残念なことにならないためには、早いうちに対策しておくのが吉。
そこで、祭り用品のプロ「橋本屋祭館」の黒田専務に、この問題の解決法を教えていただきましょう!
目次
・雪駄が痛いときは、まず鼻緒をほぐして調整する!
・裸足で履くと雪駄は痛い!「中敷き」や「足袋」で和らげよう
・「痛い」とおさらば!橋本屋オリジナルの雪駄なら、ストレス少なく祭を楽しめる!
・「痛い」をなくして力を出し切れ!祭で後悔しないためのおすすめ足袋用中敷き
雪駄が痛いときは、まず鼻緒をほぐして調整する!
はい、「橋本屋祭館」専務の黒田です。
それではさっそく【草履・雪駄でのお困りごとQ&A】ということでお話をさせていただきます。
雪駄に関してご相談いただくお困りごとは、ほとんどが「痛い」とか「サイズが小さい」ということなんですね。
私は橋本屋の店頭で何百人と接客しておりますけれども、非常にこれが多いです。
草履・雪駄は足のこの部分、親指と人差し指の間ですね。
ここで鼻緒を挟むので、動き回るとここがとても刺激されるんです。
なので、まあ痛いのは当たり前というか。
長時間ずっと歩いたり、練ったりする場合は特に痛いですね。
履き慣れるまではどうしても痛いです。
それでも、多少なりとも痛くさせないためにどうすればいいの?という困りごとの相談には乗らせていただいています。
まず、どこが痛くなるのかと申しますと、「鼻緒の固定されている三点」の周辺ですね。
買ったばかりの雪駄ですと、その三点周辺が非常にきつくなっているんです。
具体的には、次のような部位です。
・鼻緒を固定する「坪(つぼ)」
・鼻緒を固定する脇二点
坪は、雪駄の前のほうにある二本の鼻緒をまとめている部分ですね。
そして鼻緒を固定する三点のうち後ろの二点周辺。
この三点周辺がキュッと非常に狭くなっておりますから、痛くなりがちです。
その対処法といたしまして、「鼻緒を引っ張って調整する」というものがございます。
先ほどご紹介した三点を気持ちひねりながら引っ張ってあげると、鼻緒が少し上がって余裕ができます。
ただ、引っ張りすぎると鼻緒が緩みすぎてしまったり、壊れてしまう場合もあります。
そうなった場合は自分で修理するということもできますよ。
裸足で履くと雪駄は痛い!「中敷き」や「足袋」で和らげよう
よく「痛くない雪駄はありませんか?」と聞かれるんですけど、鼻緒はどうせ履いているうちに伸びてきますから、段々痛くなくなってきます。
なので、痛みを軽減するには「雪駄そのものの選び方」というよりも「雪駄の履き方」の方で工夫した方が良いんですね。
簡単にできる工夫といたしましては、例えば「中敷き」を敷くことです。
それによって、親指・人差し指の間にかかる負担や刺激を減らすことができます。
他には「岡足袋」に綿を詰めたり、「足袋靴下」なんかを履くことで足の指の間を守るって方法も効果的ですね。
そういった工夫をすれば、多少は痛くなくなるんです。
雪駄は「裸足で履かなければならない」というような決まりは別にありませんしね。
もっと知りたい人は「雪駄は裸足で履くの?正しい履き方とは?」を御覧ください>
裸足で履くことによって見目涼しく、趣ある雰囲気は出せますよね。
雪駄に慣れて痛みを感じなくなってきたら、ファッションの一環として裸足で履いてみるのもカッコいいかと思いますよ。
ただ、痛くなってしまってからの対処はバンソウコウを貼ったり、綿をつめたりというくらいしかありません。
そうなったら、もう男気・女気でガマンです。
祭りも盛り上がって没頭していると痛みなんてものは気にならないもんですよ!
「痛い」とおさらば!橋本屋オリジナルの雪駄なら、ストレス少なく祭を楽しめる!
実は、比較的痛くなりにくい種類の鼻緒を使った雪駄もあるんですよ。
こちらは、弊社オリジナルの雪駄です。
鼻緒が「刺子織」で坪の部分も含めて起毛でできていて柔らかいので、痛くなりにくいんです。
しかし残念ながら、こちらの雪駄は通販では取り扱っておりません。
なので、一度実店舗までお越しください。
場所は静岡、御前崎市。
「日本最大級の祭館」と名高い橋本屋祭館の店頭では、所狭しと並んだお祭り用品があなたをお待ちしております。
品揃えが通販よりもはるかに充実しているので、本当にこだわりのお祭り用品をお探しの場合はぜひ実際に来ていただきたいですね。
その方が絶対に良いです。
「雪駄が痛い」のような、お困りごとについてのご相談が気軽にできるのも店頭ならではです!
また、鼻緒の選び方にもけっこうコツがありまして、その選び方次第で履き心地なんかも大きく違ってきます。
使われている素材も男性用と女性用で違ったり、刺子織以外にも肌に優しい生地はございます。
粋な履き方や、最初に調整して鼻緒をほぐすほぐし方なんかも、親身にご説明させていただきますよ!
鼻緒についてもっと詳しく知りたい人は「雪駄鼻緒の選び方!」を御覧ください>
以上、【草履・雪駄でのお困りごとQ&A】についてお話させていただきました。
ありがとうございました!
「痛い」をなくして力を出し切れ!祭で後悔しないためのおすすめ足袋用中敷き
激しい動きをするお祭りでは、雪駄がこすれることによる痛みも強くなってしまいます。
ですから、事前に足袋の中に中敷きを仕込んでおくのがいいですね。
もともと雪駄は、足場の悪い中での激しいお祭りにも使われていましたからね。
もっと知りたい人は「お祭りで使う雪駄とは?」を御覧ください>
足袋用 中敷 ソルボたび
足袋の中敷きにも色々種類があるんですよ。
中でも橋本屋がおすすめするのは、こちらソルボの足袋用中敷きです!
足袋用ということで、足袋を履くことが前提ですが、
ソルボたびは岡足袋・地下足袋どちらにも対応しています。
この中敷きを使うと、鼻緒が固定されている脇の二点付近がしっかりガードされるんです。
そうすると足の甲の擦れはかなり軽減され、坪に当たる親指と人差し指の間の痛みもある程度は和らぎます。
サイズは4種類あります。
・S(24cm~24.5cm)
・M(25.0~25.5cm)
・L(26.0~26.5cm)
・2L(27.0~27.5cm)
「雪駄を履いて足が痛い」とお困りのあなたは、ぜひ一度お試しください!
「足袋用 中敷 ソルボたび 中敷き (インソール)」のご購入はこちらから>
基本的に雪駄は、履き慣れないうちは痛いものです。
素足で履くとめちゃくちゃ痛いので、やはり岡足袋や足袋ソックスを履いたり、中敷きを敷いたりすることで軽減するのが大切ですね。
こんなちょっとした工夫でも、「痛さ」のお困りごとはかなり解決されるんじゃないでしょうか。
痛くなっちゃってからはバンソウコウを貼っていただくしかないので、やはり「痛くなる前にいかに対策するか」がポイントです。
痛くなってしまったら、もうガマンしかありません!
いっそのこと、祭りに没頭して痛さなんて忘れてしまいましょう!