半股引きは、股引きが半ズボンになっているタイプで、おみこしを担ぐ時などによく使われる衣装です。
おみこしなどを担いでいる人の衣装は、この半股引きを履いている人しか見たことがないという人も多いと思います。
夏祭りの定番衣装ともなっているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか?
半股引きには藍染の物や白い物があり、白い半股引きの方が人気があるようです。
一般的に見てみても、太鼓をたたいている人やお祭りなどで半股引きを履いている人を見たことがありますが、藍染の半股引きを履いている人を見かけたことがある人は少ないと思います。
半股引きを購入する人は、白を買う人が圧倒的に多いようで、サイズも太ももに合わせて購入できるということで購入しやすいそうです。
男性の場合は、太ももに筋肉を付ける人が多いので、去年の物がパツパツになってしまって入らないと言う人もいるようです。
しかし、女性の場合は太らない限り太もものサイズが変わってしまうことがないので、去年使った半股引きであっても、履ける人が多いようです。
半股引きは、太ももにピッタリと合っている物を選ぶので、以前よりも太ったかどうか一目瞭然で分かってしまいます。
半股引きは、黒や紺、藍染や晒厚織(白)がありますが、一番人気が高いのが白だそうです。
お祭りなどで使われる半股引きは、女性が従来の半股引きを履くと、ウエストが緩い状態になってしまい、お腹の下っ腹部分にシワが入ってしまう物が多かったそうです。
今は女性であってもお祭りの際に、半股引きを履くようになって来て、女性用サイズも販売されるようになりました。
女性用のサイズは、女性の体型に合わせて作ってあるので、ウエストもヒモで縛ればお腹の下っ腹部分にシワがよってしまうこともありません。
ウエストや太もも周りも女性用に作られているので、ピッタリとフィットしスッキリとしたスタイルになります。
半股引きを購入する場合は、大人用をインターネットなどで購入しようと思うと、S・M・Lなどのサイズがあります。
インターネットで子供用を購入する場合は、3号・4号・5号などと表示してあり太もものサイズなども分からないので、実際にお店に行って購入した方がいいと思います。
お店などで半股引きを購入する場合は、裾周りで寸法を合わせてくれるところもあるようです。
寸法は人によってもサイズが違ってきてしまいますが、裾周りを股のつけ根から15センチ下のところを基準にしているので、人によって長くなってしまうこともありません。
格式があるお祭りを行う場合は、伝統の半股引きを履くことが決まりとなっていることも珍しくはありません。
購入の際にはお祭り用品店に行って、自分のサイズに合う伝統の半股引きの寸法を確認してから検討してみましょう。
お祭りなどによっては、町内会のお祭りなどがあり、通常のズボンタイプの半股引きが使われることもあります。
このような半股引きもお祭用品を扱うお店では定番のものとして扱われています。
通常のズボンタイプの場合は、お祭りパンツとも言われていて半股引きの代りとして履くこともあります。
履いたり脱いだりすることがとても簡単なので、大人から子供までに人気がある半股引きとなっています。
また、子供の場合は伝統のある半股引きを履いていると、自分でトイレに行った際に着ることが出来ないので、困るという意見も多いです。
この反面、お祭りパンツと言われている半股引きの場合は、通常のズボンと同じなので子供が一人でトイレに行くことが出来ます。
トイレに親が付いていく面倒さもないことから、通常のズボンタイプであるお祭りパンツが人気が高くなっているようです。
半股引きと違ってサイズも分かりやすいところも、人気を集めている理由の一つになっています。