お祭り時にはバッグをそのまま持ち歩く訳には行かないため、一般的にはバッグの代わりに、祭り用品として売られている小さな巾着袋を腰に巻き付けます。祭り用品の巾着袋を持っていないと、手ぶらのまま過ごすか、衣装の雰囲気に合わないポーチやバッグを持ち歩く事になってしまいます。これではせっかくの晴れ着姿も台無しになってしまうので、雰囲気に適した和風の巾着袋を、祭り用品店で一つは購入しておきましょう。祭用品店では値段が2,000円くらいのものが主流となってはいますが、安いものは1,000円前後から売られているので、初心者の方はそちらを購入しても問題ありません。そしてこの巾着袋は非常に取扱いの種類が豊富で、自分の好みや、他の祭用品の柄に合わせたものを選べるようになっています。高級な牛や鹿の本革で作られた祭用品もあり、プライベートでも十分使えるようなクオリティの商品を買う事も出来ます。おまつり用品の巾着袋の中には、ティッシュや汗拭き用のウエットティッシュを入れるだけでなく、消毒液と絆創膏を入れて救急箱のような使い方をする事も可能です。子どもは飴などのお菓子を入れたり、女性は生理用品を入れたりと、老若男女問わず様々な使い方があるおまつり用品です。万能な小物入れとして活用出来るので、最低限所持しておきたいおまつり用品です。ただし、腰にぶら下げるようにして使うため、貴重品は入れないようにしましょう。
近年では、快適に着脱する事を目的とした祭用品が増えており、簡易タイプを種類の一つとして選択出来るようになりました。紐をなくして履きやすくした股引きはとても便利な祭用品で、子どもを持つ親御さんや初心者の方に人気があります。夏によく着られる晒しも、ただ下から履くだけで着用出来るチューブトップタイプが祭用品として販売されており、手間に煩わしさを感じる人には嬉しい製品となっています。こうした祭り用品は上下をゴムで締め付けて固定するタイプが多いので、形状や着用感は少し特殊になります。そのため見栄えには影響を与えやすい祭り用品であるため、人前によく出る方や、明るい内に行うお祭りでは避けるのが無難です。暗がりではほとんど目立たないので、それ程までに違和感を与える事はありませんが、よく見ると祭り用品の上下のゴム部分の絞りが見えたりします。一番の違いはやはり、衣装の引き締まり具合で、ゴムタイプのおまつり用品はどうしてもふっくらとした見た目になりがちです。ただ、このおまつり用品を夏場に使うと少し空気感があって涼しそうに見える上、汗でベタ付きにくい利点もあります。発汗性能を備えた実用的なおまつり用品も販売されているので、質を重視しなくても良い方は是非注目してみて下さい。