お祭り衣装というものは、上下の腹掛と股引を揃えるというのが基本なんです。
そして、祭りに参加する人たちみんなで同じ色の衣装を着るというのがお祭りに一体感を演出するんですね。
腹掛と股引以外にも、足袋や雪駄も揃えたりしますが、カラーも鮮やかな物が多い「鯉口シャツ」は腹掛や半天、法被などを着ると隠れますから比較的自由に選べます。
もちろん、鯉口シャツの指定があるお祭りではそのルールに従う必要がありますよ!
この鯉口シャツっていう名称からもちょっと変わってますが、色や柄も特徴的ですよね!
バラに桜に唐獅子にと、伝統的な柄だけでも相当な種類があるんです。
一体どんな種類の柄を選ぶのが良いのか、ちょっと迷ってしまいますね。
鯉口の色柄選びもそうですが、カッコいい着こなし方も知りたいでしょう。
それでは、本日は「橋本屋祭館」の黒田専務に【鯉口シャツの正しい着こなし方とサイズの選び方と種類】についてお話していただきましょう!
目次
・鯉口シャツ初心者はブランドから選ぶ!いずれ見つかる「自分の鯉口」探し
・鯉口シャツのサイズは「身長」と「胸囲」で決まる!オーダーメイドでピッタリの着こなしも!
・鯉口シャツの正しい着こなし方は簡単!でも選び方は慎重に!
・ 短め小さめの鯉口をピッタリ着る着こなし方がカッコいい!選び方は「1サイズ下」がコツ
・女性のお祭り参加をバックアップする橋本屋は、女性用の鯉口シャツを型紙から作っています!
・カッコいい上に実用的な鯉口シャツは、着こなし方も多種多様!
鯉口シャツ初心者はブランドから選ぶ!いずれ見つかる「自分の鯉口」探し
はい、黒田です。
今日は【鯉口シャツの正しい着こなし方とサイズの選び方と種類】ということでお話をさせていただきます。
まず、鯉口シャツを選ぶポイントですけれども、初めての鯉口でしたら信用できるブランドのものを購入するのがいいと思いますよ。
当店、橋本屋でも、江戸一、祭矢、小粋、荒武者などの一流メーカーの鯉口シャツを販売しているんですけども、橋本屋オリジナルブランドの「遠州ヤマタ」のシャツを選んでいただけると非常に嬉しいですね。
「自分らしさの魅せ所!鯉口シャツの粋でいなせなブランド達」で詳しくみる>
メーカーやブランドが決まりましたら、次は素材ですね。
実は鯉口シャツは色々な生地のものがあるんです。
素肌に着るものですから、肌触りや通気性、洗濯のしやすさなんかを考えて決めていただくのがいいかと思います。
夏場は、白い晒(さらし)の鯉口シャツなんかもいいですよ。
こちらは江戸一さんのものになります。
このシャツは薄手ですけども、実は肩当てがついているんです。
神輿を担いでいるとどうしても肩にあたりますから、そこの部分が二重になっております。
こちらは女性用もありますよ。
「【鯉口シャツの選び方】祭り衣装のアクセント!鯉口シャツの生地は個性派ぞろい」で詳しくみる>
素材が決まりましたら豊富にある鯉口シャツの柄の中からお好みのものを選んでいただければと思います。
柄物だけじゃなく、無地のものもありますよ。
鯉口シャツのサイズは「身長」と「胸囲」で決まる!オーダーメイドでピッタリの着こなしも!
鯉口シャツは体にピッタリさせて着るもんなんで、サイズ選びが非常に重要なんですね。鯉口のサイズは「身長」と「胸囲」で決まるんで、まずは胸囲を測ります。
私の場合は、胸囲が92cm~93cm位ですね。
そして身長は大体169cm~70cmです。
サイズ表に照らし合わせますと、私は「大」になるんですけども、普段は大体「中」サイズを着ているんですね。
鯉口シャツをよりピッタリと着こなしたい方には、実際の寸法よりも少しだけ小さいサイズのものを購入することをおすすめしております。
詳しくはこちらの「サイズ表 | 選び方ガイド」を御覧ください>
鯉口シャツは首元や脇にたるみができると非常にカッコ悪いので、体にピタッとくるものを選んでください。
ジャストフィットの鯉口シャツが欲しい方はオーダーメイドをおすすめいたします。
橋本屋のオーダーメイドでは、地域や家族でのお揃いの鯉口シャツも作れますし、もちろんお一人様のご注文でも承っております。
鯉口シャツの正しい着こなし方は簡単!でも選び方は慎重に!
鯉口シャツの着こなし方は普通のシャツと全く一緒で、左右の腕を通してボタンを留めるだけで大丈夫です。
簡単なんですよ。
サイズ感としますと、まぁこんな感じのピッタリ感になります。
実は鯉口シャツは「肉襦袢(にくじゅばん)」とも言いまして、刺青なんですよね。
「倶利伽羅紋紋(くりからもんもん)」なんて言葉もありますけども。
昔の賭博の人とか壺振りの人、後は駕籠(かご)かきだとか、そういう人たちが刺青の入った裸に直接腹掛をしていたんですよね。
その名残が鯉口シャツ(肉襦袢)なんで、結構荒々しい柄が多いんですよね。
刺青がブカブカしてたら、ちょっと恰好悪いじゃないですか。
ですから鯉口は、本当に体にピッタリ着るのがカッコイイとされているんですね。
この辺がダボシャツとの大きな違いですね。
昔は派手な和柄の鯉口がほとんどだったんですよ。
でも今はアロハのような洋風柄があったり、女性でも着やすいシンプルな小紋柄だったり可愛らしい色柄ものも豊富ですね。
短め小さめの鯉口をピッタリ着る着こなし方がカッコいい!選び方は「1サイズ下」がコツ
サイズ感についてもう少しお伝えしますと、本当なら私はサイズ表からすると「大」なんですが、ピッタリ着るために「中」を着ている訳です。
見ていただくと分かりますが、「中」を着ても丈がここまであるんで十分なんです。
鯉口シャツは基本的に裾を股引の中に入れるもんなんですけども、丈がここまであればシャツの裾を股引の中に入れても、まず外に出ることはありませんね。
でも赤い大バラの「大」サイズを着ると、丈がここまで来ちゃいます。このくらい差があるんです。
ちょっと長いですよね。
私の場合「中」サイズですと、袖がちょうど七分丈に収まりますね。
それが「大」サイズを着ると袖の丈も八分か九分くらいになってしまうんで、私は「中」サイズの鯉口シャツを着ることにしているんです。
女性のお祭り参加をバックアップする橋本屋は、女性用の鯉口シャツを型紙から作っています!
鯉口シャツはぴったりフィットで着るのが理想ですからね。
女性の方には、是非とも女性専用の鯉口シャツを着ていただきたいですね。
橋本屋では鯉口シャツを、男性用の「小」「中」「大」、女性用の「小」「中」「大」と分けて販売しているんです。
当店、橋本屋では女性用の鯉口シャツは、女性のバスト・ウエスト・ヒップのシルエットに沿った型紙で作っているので、女性の方でもピッタリと鯉口を着こなすことができるんです。
女性はやはり、ウエストラインが男性と違いますからね。
バスト部分もちょっと生地に余裕をもたせた作りになっているんですよ。
女性の方には女性用の鯉口シャツを着て、それに合わせた髪型やアクセサリーを合わせて、是非カッコよくキメていただきたいですね。
「【鯉口シャツの選び方】お祭りで粋に輝く女性のコーデは鯉口シャツのアクセントで〆る!」で詳しくみる>
「【鯉口シャツの着方・選び方】女性向け鯉口ファッションの上級者になる!かわいい&かっこいい着こなし方」で詳しくみる>
お子さんとお揃いで「お祭りデビュー」っていうのも、最近は結構ありますね。
当店橋本屋ではお子様とお揃いコーデのできる衣装も多数取り揃えておりますよ。
カッコいい上に実用的な鯉口シャツは、着こなし方も多種多様!
鯉口シャツ(肉襦袢)は「ジャパニーズアロハ」なんて呼ばれて、すごくファッショナブルだってことで外国人の方にも非常に人気があるんですよね。
芸能人でも、実はかなり鯉口シャツを着ている方がいらっしゃるんですよ。
それからラーメン屋さん、居酒屋さんやお蕎麦屋さんでも、よくユニフォームとして使われていたりしますね。
アロハ柄の鯉口なんかは、普段着としても人気があって、私も時々着ているんですよ。
「普段着としての鯉口シャツは?」で詳しくみる>
「【鯉口シャツの着方】作業着としての用途から粋なジャパニーズアロハになるまでの歴史」で詳しくみる>
以上【鯉口シャツの正しい着こなし方とサイズの選び方と種類】についてお伝えさせていただきました。
ありがとうございます。
お祭衣装はお揃いが基本ですが、チラリとのぞく鯉口シャツをオシャレに決めるというのは粋ですね!
鯉口シャツの元となった入れ墨も、普段から見せびらかすようなのは野暮とされ、ここぞというお祭の時にだけ披露するのが粋とされていました。
ダボシャツと違い、ピッタリ着るのがカッコいい鯉口シャツではサイズの選び方が非常に大切です。
その上で色や柄を選ぶようにして、バッチリ決めた祭り衣装にキラリと光る個性的な鯉口シャツの完全装備でお祭で思いっきり弾けて下さいね!
お祭り衣装というものは、上下の腹掛と股引を揃えるというのが基本なんです。
そして、祭りに参加する人たちみんなで同じ色の衣装を着るというのがお祭りに一体感を演出するんですね。
腹掛と股引以外にも、足袋や雪駄も揃えたりしますが、カラーも鮮やかな物が多い「鯉口シャツ」は腹掛や半天、法被などを着ると隠れますから比較的自由に選べます。
もちろん、鯉口シャツの指定があるお祭りではそのルールに従う必要がありますよ!
この鯉口シャツっていう名称からもちょっと変わってますが、色や柄も特徴的ですよね!
バラに桜に唐獅子にと、伝統的な柄だけでも相当な種類があるんです。
一体どんな種類の柄を選ぶのが良いのか、ちょっと迷ってしまいますね。
鯉口の色柄選びもそうですが、カッコいい着こなし方も知りたいでしょう。
それでは、本日は「橋本屋祭館」の黒田専務に【鯉口シャツの正しい着こなし方とサイズの選び方と種類】についてお話していただきましょう!
目次
・鯉口シャツ初心者はブランドから選ぶ!いずれ見つかる「自分の鯉口」探し
・鯉口シャツのサイズは「身長」と「胸囲」で決まる!オーダーメイドでピッタリの着こなしも!
・鯉口シャツの正しい着こなし方は簡単!でも選び方は慎重に!
・ 短め小さめの鯉口をピッタリ着る着こなし方がカッコいい!選び方は「1サイズ下」がコツ
・女性のお祭り参加をバックアップする橋本屋は、女性用の鯉口シャツを型紙から作っています!
・カッコいい上に実用的な鯉口シャツは、着こなし方も多種多様!
鯉口シャツ初心者はブランドから選ぶ!いずれ見つかる「自分の鯉口」探し
はい、黒田です。
今日は【鯉口シャツの正しい着こなし方とサイズの選び方と種類】ということでお話をさせていただきます。
まず、鯉口シャツを選ぶポイントですけれども、初めての鯉口でしたら信用できるブランドのものを購入するのがいいと思いますよ。
当店、橋本屋でも、江戸一、祭矢、小粋、荒武者などの一流メーカーの鯉口シャツを販売しているんですけども、橋本屋オリジナルブランドの「遠州ヤマタ」のシャツを選んでいただけると非常に嬉しいですね。
「自分らしさの魅せ所!鯉口シャツの粋でいなせなブランド達」で詳しくみる>
メーカーやブランドが決まりましたら、次は素材ですね。
実は鯉口シャツは色々な生地のものがあるんです。
素肌に着るものですから、肌触りや通気性、洗濯のしやすさなんかを考えて決めていただくのがいいかと思います。
夏場は、白い晒(さらし)の鯉口シャツなんかもいいですよ。
こちらは江戸一さんのものになります。
このシャツは薄手ですけども、実は肩当てがついているんです。
神輿を担いでいるとどうしても肩にあたりますから、そこの部分が二重になっております。
こちらは女性用もありますよ。
「【鯉口シャツの選び方】祭り衣装のアクセント!鯉口シャツの生地は個性派ぞろい」で詳しくみる>
素材が決まりましたら豊富にある鯉口シャツの柄の中からお好みのものを選んでいただければと思います。
柄物だけじゃなく、無地のものもありますよ。
鯉口シャツのサイズは「身長」と「胸囲」で決まる!オーダーメイドでピッタリの着こなしも!
鯉口シャツは体にピッタリさせて着るもんなんで、サイズ選びが非常に重要なんですね。鯉口のサイズは「身長」と「胸囲」で決まるんで、まずは胸囲を測ります。
私の場合は、胸囲が92cm~93cm位ですね。
そして身長は大体169cm~70cmです。
サイズ表に照らし合わせますと、私は「大」になるんですけども、普段は大体「中」サイズを着ているんですね。
鯉口シャツをよりピッタリと着こなしたい方には、実際の寸法よりも少しだけ小さいサイズのものを購入することをおすすめしております。
詳しくはこちらの「サイズ表 | 選び方ガイド」を御覧ください>
鯉口シャツは首元や脇にたるみができると非常にカッコ悪いので、体にピタッとくるものを選んでください。
ジャストフィットの鯉口シャツが欲しい方はオーダーメイドをおすすめいたします。
橋本屋のオーダーメイドでは、地域や家族でのお揃いの鯉口シャツも作れますし、もちろんお一人様のご注文でも承っております。
鯉口シャツの正しい着こなし方は簡単!でも選び方は慎重に!
鯉口シャツの着こなし方は普通のシャツと全く一緒で、左右の腕を通してボタンを留めるだけで大丈夫です。
簡単なんですよ。
サイズ感としますと、まぁこんな感じのピッタリ感になります。
実は鯉口シャツは「肉襦袢(にくじゅばん)」とも言いまして、刺青なんですよね。
「倶利伽羅紋紋(くりからもんもん)」なんて言葉もありますけども。
昔の賭博の人とか壺振りの人、後は駕籠(かご)かきだとか、そういう人たちが刺青の入った裸に直接腹掛をしていたんですよね。
その名残が鯉口シャツ(肉襦袢)なんで、結構荒々しい柄が多いんですよね。
刺青がブカブカしてたら、ちょっと恰好悪いじゃないですか。
ですから鯉口は、本当に体にピッタリ着るのがカッコイイとされているんですね。
この辺がダボシャツとの大きな違いですね。
昔は派手な和柄の鯉口がほとんどだったんですよ。
でも今はアロハのような洋風柄があったり、女性でも着やすいシンプルな小紋柄だったり可愛らしい色柄ものも豊富ですね。
短め小さめの鯉口をピッタリ着る着こなし方がカッコいい!選び方は「1サイズ下」がコツ
サイズ感についてもう少しお伝えしますと、本当なら私はサイズ表からすると「大」なんですが、ピッタリ着るために「中」を着ている訳です。
見ていただくと分かりますが、「中」を着ても丈がここまであるんで十分なんです。
鯉口シャツは基本的に裾を股引の中に入れるもんなんですけども、丈がここまであればシャツの裾を股引の中に入れても、まず外に出ることはありませんね。
でも赤い大バラの「大」サイズを着ると、丈がここまで来ちゃいます。このくらい差があるんです。
ちょっと長いですよね。
私の場合「中」サイズですと、袖がちょうど七分丈に収まりますね。
それが「大」サイズを着ると袖の丈も八分か九分くらいになってしまうんで、私は「中」サイズの鯉口シャツを着ることにしているんです。
女性のお祭り参加をバックアップする橋本屋は、女性用の鯉口シャツを型紙から作っています!
鯉口シャツはぴったりフィットで着るのが理想ですからね。
女性の方には、是非とも女性専用の鯉口シャツを着ていただきたいですね。
橋本屋では鯉口シャツを、男性用の「小」「中」「大」、女性用の「小」「中」「大」と分けて販売しているんです。
当店、橋本屋では女性用の鯉口シャツは、女性のバスト・ウエスト・ヒップのシルエットに沿った型紙で作っているので、女性の方でもピッタリと鯉口を着こなすことができるんです。
女性はやはり、ウエストラインが男性と違いますからね。
バスト部分もちょっと生地に余裕をもたせた作りになっているんですよ。
女性の方には女性用の鯉口シャツを着て、それに合わせた髪型やアクセサリーを合わせて、是非カッコよくキメていただきたいですね。
「【鯉口シャツの選び方】お祭りで粋に輝く女性のコーデは鯉口シャツのアクセントで〆る!」で詳しくみる>
「【鯉口シャツの着方・選び方】女性向け鯉口ファッションの上級者になる!かわいい&かっこいい着こなし方」で詳しくみる>
お子さんとお揃いで「お祭りデビュー」っていうのも、最近は結構ありますね。
当店橋本屋ではお子様とお揃いコーデのできる衣装も多数取り揃えておりますよ。
カッコいい上に実用的な鯉口シャツは、着こなし方も多種多様!
鯉口シャツ(肉襦袢)は「ジャパニーズアロハ」なんて呼ばれて、すごくファッショナブルだってことで外国人の方にも非常に人気があるんですよね。
芸能人でも、実はかなり鯉口シャツを着ている方がいらっしゃるんですよ。
それからラーメン屋さん、居酒屋さんやお蕎麦屋さんでも、よくユニフォームとして使われていたりしますね。
アロハ柄の鯉口なんかは、普段着としても人気があって、私も時々着ているんですよ。
「普段着としての鯉口シャツは?」で詳しくみる>
「【鯉口シャツの着方】作業着としての用途から粋なジャパニーズアロハになるまでの歴史」で詳しくみる>
以上【鯉口シャツの正しい着こなし方とサイズの選び方と種類】についてお伝えさせていただきました。
ありがとうございます。
お祭衣装はお揃いが基本ですが、チラリとのぞく鯉口シャツをオシャレに決めるというのは粋ですね!
鯉口シャツの元となった入れ墨も、普段から見せびらかすようなのは野暮とされ、ここぞというお祭の時にだけ披露するのが粋とされていました。
ダボシャツと違い、ピッタリ着るのがカッコいい鯉口シャツではサイズの選び方が非常に大切です。
その上で色や柄を選ぶようにして、バッチリ決めた祭り衣装にキラリと光る個性的な鯉口シャツの完全装備でお祭で思いっきり弾けて下さいね!