鯉口シャツは夏祭りで大活躍するアイテムです!
素肌に直接着る祭り衣装ですから、買う時にはその素材にもこだわりたいですよね。
夏祭りに着用する鯉口シャツは、できれば汗をしっかりと吸い取ってくれて、楽に洗濯ができる生地を使ったものを選びたいところです。
重い神輿を肩に担いだり、使った後ジャブジャブ洗濯することを考えると、生地の耐久性も大事なポイントですね。
しかし、ひとくちに鯉口シャツと言っても、実は色々な種類の生地のものがあるんです。それぞれの生地の特徴を知っておけば、自分にピッタリの鯉口シャツを探しているときに役に立ちますよね。
それでは、今回は「橋本屋祭館」の黒田専務に【鯉口シャツのおすすめ生地とそれぞれの性能】について教えていただきましょう!
目次
・鯉口シャツは天然素材の綿生地がメイン!正絹の粋な鯉口シャツもありますよ!
・鯉口シャツのド定番といえば綿生地の「シーチング」
・少し粗目だけど通気性良しのブッチャーは夏の服の素材に多用されます!
・汗で肌にペッタリくっつくかない鯉口シャツならワッシャーが良し!
・通気性と放湿性に優れた生地なら刺し子の鯉口!涼しいですよ!
・肌触り最高の鯉口シャツは絹の生地!しかもすぐ乾く!
・お値段手頃なポリエステル生地は汗は吸いにくいが「吸汗速乾性」タイプもアリ!
・手を拭く「てぬぐい」の生地で鯉口シャツをつくったら、そりゃあ汗を吸うでしょう!
鯉口シャツは天然素材の綿生地がメイン!正絹の粋な鯉口シャツもありますよ!
はい、黒田です。
それでは【鯉口シャツのおすすめ生地とそれぞれの性能】ということで、お話をさせていただきます。
生地に関して言うと、大きく2つに分かれますね。
「天然素材」か「合成素材」ですけども、それぞれの生地の性能が違います。
基本的には、洋服にあるのと全く一緒の素材の鯉口シャツが出ております。
でもまあ、ほぼほぼ鯉口シャツは綿のものが主流ですよね。
天然素材のものですと、綿もしくは絹の2種類しかありません。
麻混の鯉口シャツもあるにはあるんですけども、鯉口シャツは素肌に着るものなので、麻が入るとちょっと肌にチクチクして、そんなに人気がないんです。
合成(化学繊維)素材の方は、主にはポリエステルですかね。
他には綿とポリエステルの混紡や、ポリウレタンが入ったストレッチ生地のものというのもございます。
鯉口シャツのド定番といえば綿生地の「シーチング」
まず、鯉口シャツのド定番というか一番よく使われる生地は、綿の平織り「シーチング」ですね。
平織りっていうのは最もポピュラーな織り方で、丈夫なのが特徴です。
さらに、シーチングというのは比較的太めの糸で粗目に織られた生地なので、少々強めに洗っても大丈夫なんです。だから、よくシーツなんかにも使われる素材ですね。
綿素材は汗を吸ってくれるんですけども、平織りの生地っていうのは汗をかくと肌にピタッとしゃちゃうんですね。
でもシーチングの場合は、綿の中でも織り方の密度が低くて通気性がいいんで、祭りで着る鯉口シャツには比較的向いている生地だと思いますよ。
少し粗目だけど通気性良しのブッチャーは夏の服の素材に多用されます!
橋本屋の鯉口シャツには、「ブッチャー」という綿生地をよく使ってますね。
プロレスラーの「アブドーラ・ザ・ブッチャー」じゃないですよ。
「ブッチャー」という名前の生地なんです。
「スラブ糸」という太い糸が縦横に入ってて、少しボコボコする素材です。
平織りと斜子(ななこ)織りが不規則に織り交ざった、若干厚手の生地なんですね。
ブッチャーの鯉口シャツはこの凹凸があるんで、素肌に着た時にくっつかないんです。「ペッタリ感」がないのがいいところなんですよね。
肌触りは少し粗めですけども通気性に富んでいてサラリと着れるので、夏の衣料品によく使われる素材です。
そんなんでブッチャー素材の鯉口シャツは、非常に人気が高いんですよ。
橋本屋のおすすめの鯉口シャツも、やはりブッチャー生地のものが多いですね。
例えば、いま私が着ている定番の大バラ柄でしたり、人気の唐獅子や桜の柄の鯉口シャツもブッチャーが素材なんですよ。
汗で肌にペッタリくっつくかない鯉口シャツならワッシャーが良し!
綿素材だと他には「楊柳(ようりゅう)」もありますね。
「ワッシャー」とも呼ばれますけども。
楊柳は糸に撚糸(ねんし)がかかっているんです。撚糸というのは「より(ねじれ)」ですね。
細かい経シワ(「楊柳シボ」とも呼ばれる経方向の凹凸)を入れて織るんですよ。
そうすると見た感じでも分かると思うんですけども、ちょっとボコボコするんですね。
ボコボコで肌に触れる面積が少ないですからペッタリ感もないんで、こちらも春夏用としてよく使われる生地ですね。綿素材でさらっとした感じで着やすいかと思います。
こちらはシンプルな無地ですが、これに柄をつけたものを着たりしますね。
通気性と放湿性に優れた生地なら刺し子の鯉口!涼しいですよ!
こちらは生地自体は綿ですけども、「刺し子」の鯉口になります。
刺し子は当然ボコボコしてますんで、肌へのべったり感がないですね。
他の綿素材と比べて刺し子は通気性が低そうな見た目ですけども、基本的に綿は放湿性も優れているんで実は涼しいんですよ。
無地の刺し子はシンプルですけども、普段着としても使えるんで非常に人気がありますね。もちろん、柄物の刺し子もありますよ!
肌触り最高の鯉口シャツは絹の生地!しかもすぐ乾く!
綿以外の天然素材としては、「絹」の鯉口シャツもありますね。
絹は非常にしなやかな生地ですんでね。
着たときの感じもサラッとしていて、非常に着心地が良いですよ。
絹は汗をかいたりすると、どうしても肌にペッタリくっついちゃうんですが、生地が薄いんで非常に乾きやすいというのが特徴ですね。
お値段手頃なポリエステル生地は汗は吸いにくいが「吸汗速乾性」タイプもアリ!
自然素材以外で鯉口シャツに使われているのは「合成(化学繊維)素材」です。
合成素材の代表は、やはりポリエステルですね。
綿素材のものに比べて手頃なものが多いですけど、通気性や吸水性はやはり綿に劣りますよね。
ポリエステルも、物によっては「吸汗速乾性」って言うんでしょうかね。
汗をよく吸ってすぐに乾かす素材でできたものもあるんですよ。
ただ安物を買ってしまうと、平織りですんでやっぱりペッタリ感があって、汗もなかなか逃げづらいというものが多いには多いです。
後は、ポリエステルの繊維で「ちりめん」の鯉口もありますね。
ちりめんも糸の撚り(より)が強くて、糸同士が引っ張り合いますからね。
それで表面がボコボコしますから、同じポリエステルでも「ちりめん」の方がまだペッタリ感が少ないかと思います。
手を拭く「てぬぐい」の生地で鯉口シャツをつくったら、そりゃあ汗を吸うでしょう!
後は綿100%平織りの「手拭い」で作った鯉口シャツも人気がありますね。
木綿の手拭いは吸水性もあって、他の綿素材より乾きも早いのが特徴です。
手拭い生地はサラッとした肌触りで、夏のお祭りには最適ですよ。
特に「祭東京江戸一」のブランドでは、手拭い素材を使ったものが多いですね。
江戸一の鯉口シャツに使われている手拭は、日本の伝統染め技法「注染(ちゅうせん)」や「地染(じぞめ)」を用いこだわりの逸品ですから、回りの人に自慢できますよ!
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以上、【鯉口シャツのおすすめ生地とそれぞれの性能】についてお伝えさせていただきました。
よろしくお願いします。ありがとうございます!
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鯉口シャツに使われている生地は様々な特徴があります。
でも真夏の祭りに来ていく時のイチバンのおすすめ生地は、やはり汗をしっかり吸ってくれてジャブジャブ洗濯できる綿100%素材です。
もし綿以外にする場合でも、鯉口シャツは素肌に直接着るものですので、肌触りも考えて選んでくださいね。
吸水性も耐久性もある生地を使った鯉口シャツを選んで、祭りで思いっきり踊ったり神輿を担いじゃってください!
鯉口シャツは夏祭りで大活躍するアイテムです!
素肌に直接着る祭り衣装ですから、買う時にはその素材にもこだわりたいですよね。
夏祭りに着用する鯉口シャツは、できれば汗をしっかりと吸い取ってくれて、楽に洗濯ができる生地を使ったものを選びたいところです。
重い神輿を肩に担いだり、使った後ジャブジャブ洗濯することを考えると、生地の耐久性も大事なポイントですね。
しかし、ひとくちに鯉口シャツと言っても、実は色々な種類の生地のものがあるんです。それぞれの生地の特徴を知っておけば、自分にピッタリの鯉口シャツを探しているときに役に立ちますよね。
それでは、今回は「橋本屋祭館」の黒田専務に【鯉口シャツのおすすめ生地とそれぞれの性能】について教えていただきましょう!
目次
・鯉口シャツは天然素材の綿生地がメイン!正絹の粋な鯉口シャツもありますよ!
・鯉口シャツのド定番といえば綿生地の「シーチング」
・少し粗目だけど通気性良しのブッチャーは夏の服の素材に多用されます!
・汗で肌にペッタリくっつくかない鯉口シャツならワッシャーが良し!
・通気性と放湿性に優れた生地なら刺し子の鯉口!涼しいですよ!
・肌触り最高の鯉口シャツは絹の生地!しかもすぐ乾く!
・お値段手頃なポリエステル生地は汗は吸いにくいが「吸汗速乾性」タイプもアリ!
・手を拭く「てぬぐい」の生地で鯉口シャツをつくったら、そりゃあ汗を吸うでしょう!
鯉口シャツは天然素材の綿生地がメイン!正絹の粋な鯉口シャツもありますよ!
はい、黒田です。
それでは【鯉口シャツのおすすめ生地とそれぞれの性能】ということで、お話をさせていただきます。
生地に関して言うと、大きく2つに分かれますね。
「天然素材」か「合成素材」ですけども、それぞれの生地の性能が違います。
基本的には、洋服にあるのと全く一緒の素材の鯉口シャツが出ております。
でもまあ、ほぼほぼ鯉口シャツは綿のものが主流ですよね。
天然素材のものですと、綿もしくは絹の2種類しかありません。
麻混の鯉口シャツもあるにはあるんですけども、鯉口シャツは素肌に着るものなので、麻が入るとちょっと肌にチクチクして、そんなに人気がないんです。
合成(化学繊維)素材の方は、主にはポリエステルですかね。
他には綿とポリエステルの混紡や、ポリウレタンが入ったストレッチ生地のものというのもございます。
鯉口シャツのド定番といえば綿生地の「シーチング」
まず、鯉口シャツのド定番というか一番よく使われる生地は、綿の平織り「シーチング」ですね。
平織りっていうのは最もポピュラーな織り方で、丈夫なのが特徴です。
さらに、シーチングというのは比較的太めの糸で粗目に織られた生地なので、少々強めに洗っても大丈夫なんです。だから、よくシーツなんかにも使われる素材ですね。
綿素材は汗を吸ってくれるんですけども、平織りの生地っていうのは汗をかくと肌にピタッとしゃちゃうんですね。
でもシーチングの場合は、綿の中でも織り方の密度が低くて通気性がいいんで、祭りで着る鯉口シャツには比較的向いている生地だと思いますよ。
少し粗目だけど通気性良しのブッチャーは夏の服の素材に多用されます!
橋本屋の鯉口シャツには、「ブッチャー」という綿生地をよく使ってますね。
プロレスラーの「アブドーラ・ザ・ブッチャー」じゃないですよ。
「ブッチャー」という名前の生地なんです。
「スラブ糸」という太い糸が縦横に入ってて、少しボコボコする素材です。
平織りと斜子(ななこ)織りが不規則に織り交ざった、若干厚手の生地なんですね。
ブッチャーの鯉口シャツはこの凹凸があるんで、素肌に着た時にくっつかないんです。「ペッタリ感」がないのがいいところなんですよね。
肌触りは少し粗めですけども通気性に富んでいてサラリと着れるので、夏の衣料品によく使われる素材です。
そんなんでブッチャー素材の鯉口シャツは、非常に人気が高いんですよ。
橋本屋のおすすめの鯉口シャツも、やはりブッチャー生地のものが多いですね。
例えば、いま私が着ている定番の大バラ柄でしたり、人気の唐獅子や桜の柄の鯉口シャツもブッチャーが素材なんですよ。
汗で肌にペッタリくっつくかない鯉口シャツならワッシャーが良し!
綿素材だと他には「楊柳(ようりゅう)」もありますね。
「ワッシャー」とも呼ばれますけども。
楊柳は糸に撚糸(ねんし)がかかっているんです。撚糸というのは「より(ねじれ)」ですね。
細かい経シワ(「楊柳シボ」とも呼ばれる経方向の凹凸)を入れて織るんですよ。
そうすると見た感じでも分かると思うんですけども、ちょっとボコボコするんですね。
ボコボコで肌に触れる面積が少ないですからペッタリ感もないんで、こちらも春夏用としてよく使われる生地ですね。綿素材でさらっとした感じで着やすいかと思います。
こちらはシンプルな無地ですが、これに柄をつけたものを着たりしますね。
通気性と放湿性に優れた生地なら刺し子の鯉口!涼しいですよ!
こちらは生地自体は綿ですけども、「刺し子」の鯉口になります。
刺し子は当然ボコボコしてますんで、肌へのべったり感がないですね。
他の綿素材と比べて刺し子は通気性が低そうな見た目ですけども、基本的に綿は放湿性も優れているんで実は涼しいんですよ。
無地の刺し子はシンプルですけども、普段着としても使えるんで非常に人気がありますね。もちろん、柄物の刺し子もありますよ!
肌触り最高の鯉口シャツは絹の生地!しかもすぐ乾く!
綿以外の天然素材としては、「絹」の鯉口シャツもありますね。
絹は非常にしなやかな生地ですんでね。
着たときの感じもサラッとしていて、非常に着心地が良いですよ。
絹は汗をかいたりすると、どうしても肌にペッタリくっついちゃうんですが、生地が薄いんで非常に乾きやすいというのが特徴ですね。
お値段手頃なポリエステル生地は汗は吸いにくいが「吸汗速乾性」タイプもアリ!
自然素材以外で鯉口シャツに使われているのは「合成(化学繊維)素材」です。
合成素材の代表は、やはりポリエステルですね。
綿素材のものに比べて手頃なものが多いですけど、通気性や吸水性はやはり綿に劣りますよね。
ポリエステルも、物によっては「吸汗速乾性」って言うんでしょうかね。
汗をよく吸ってすぐに乾かす素材でできたものもあるんですよ。
ただ安物を買ってしまうと、平織りですんでやっぱりペッタリ感があって、汗もなかなか逃げづらいというものが多いには多いです。
後は、ポリエステルの繊維で「ちりめん」の鯉口もありますね。
ちりめんも糸の撚り(より)が強くて、糸同士が引っ張り合いますからね。
それで表面がボコボコしますから、同じポリエステルでも「ちりめん」の方がまだペッタリ感が少ないかと思います。
手を拭く「てぬぐい」の生地で鯉口シャツをつくったら、そりゃあ汗を吸うでしょう!
後は綿100%平織りの「手拭い」で作った鯉口シャツも人気がありますね。
木綿の手拭いは吸水性もあって、他の綿素材より乾きも早いのが特徴です。
手拭い生地はサラッとした肌触りで、夏のお祭りには最適ですよ。
特に「祭東京江戸一」のブランドでは、手拭い素材を使ったものが多いですね。
江戸一の鯉口シャツに使われている手拭は、日本の伝統染め技法「注染(ちゅうせん)」や「地染(じぞめ)」を用いこだわりの逸品ですから、回りの人に自慢できますよ!
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以上、【鯉口シャツのおすすめ生地とそれぞれの性能】についてお伝えさせていただきました。
よろしくお願いします。ありがとうございます!
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鯉口シャツに使われている生地は様々な特徴があります。
でも真夏の祭りに来ていく時のイチバンのおすすめ生地は、やはり汗をしっかり吸ってくれてジャブジャブ洗濯できる綿100%素材です。
もし綿以外にする場合でも、鯉口シャツは素肌に直接着るものですので、肌触りも考えて選んでくださいね。
吸水性も耐久性もある生地を使った鯉口シャツを選んで、祭りで思いっきり踊ったり神輿を担いじゃってください!