夏に近づいてくると一年のうちに最も盛り上がるお祭りというイベントがやってきます。
そんな時に女性などは浴衣を着ることが多いですが、それと並行して鯉口シャツというものを着ることがあります。
このシャツは浴衣と比べても高級感があふれている柄が多いのですが、女性の中では特に花柄が人気が高い傾向にあります。
花柄といってもその種類は多くあり、夏らしいイメージのあるヒマワリの柄をはじめ、赤いバラ柄なども人気が高いです。
鯉口シャツは浴衣のように特別お祭りだけに着るというイメージが強いようですが、お祭に限定されてしまうものではなく秋のイベントなどにも着ることが出来るし、その季節に合った柄の鯉口シャツをたくさんの種類から選び着こなすことができます。
基本的には浴衣は上下が揃っていますが、鯉口シャツは上だけしかないので、ズボンを上手く履き合わせることで個性あるデザインを作り出すこともできるのです。
夏に人気の花柄の鯉口シャツは種類が多くあるのですが、それと並行して値段も様々で安くて2000円前後で購入できるものもあれば、10000円前後するものもあります。
人気だからといって高いシャツだとは限りませんので安心してください。
鯉口シャツは浴衣と比べると世間一般では知られていないようですが、浴衣よりも歴史を感じさせる柄が多くあり、夏に行われる様々なイベントでもこのシャツは着られることがあります。
このシャツは名前から由来が分かるように、鯉の口にシャツの袖口が似ているため、鯉口シャツと名前が付けられたのです。
様々な世代の中でも、鯉口シャツは特に高齢の方々に人気を得ているようですね。
高齢の方々には江戸時代の雰囲気を感じさせる柄がとても人気があります。
その江戸時代風の中でも柄の種類はシンプルなものから派手なものまで様々なものがあるのですが、シンプルな柄が好きな人と派手な柄が好きな人とで偏りはなく、両者共に人気となっています。
また、夏のお祭りを限定として鯉口シャツを着られる人は多くなっており、高齢者は汗を吸いやすく渇きも風通しも良いとして、鯉口シャツを普段着として使用している人も多くいます。
普段着で着る人、派手な辰柄などを着てお買い物をする人、散歩をする人など様々となっており、今の時代でもこのような服装は廃れることなく残っている光景と感じられます。
高齢の方は派手な柄でもシンプルな柄でも人気に偏らず好んで着ることが多いので、夏のプレゼントとしてもお勧めです。
夏になると家族でお祭りに行こうとしている人が多いですね。
そんな時に子供がいる場合は浴衣ではなく鯉口シャツを着せている家族が多く見られます。
鯉口シャツは上半身しかないのですが、子供の身長など身体の大きさを考えた場合、このシャツだけでもズボンなしにいけてしまう大きさのシャツも中にはあります。
インターネットで様々な種類の鯉口シャツが販売されており、男性用の柄では辰柄や虎柄などの昔を感じさせる柄が多く販売されています。
お祭りに行くと分かるようにお祭りでたこ焼き屋やお好み焼き屋をやっているお父さんは、大体の方達が鯉口シャツを着用するようにイベント用として人気を得ているのですが、イベント用としてこのシャツを着用する男性は菊小紋などのシンプルな柄を好む傾向があります。
今の時代、鯉口シャツを普段着として着用する人もどんどん増えてきており、大きく魚が描かれている柄や鳥が描かれている柄などを普段着として着ている人も多くいるので、年代によって人気の違いはあまり感じられないものとなっています。
その人によって好む柄が違ってくるので、シンプルでも派手でも人気に大きな差は出ることがなく売れているのがこのシャツの大きな特徴の一つにもなっています。