腹掛けの型紙は和裁の専門職人が行うことが多く、今でも国産の製品になると名前の通った職人さんが起こした型紙をつかって裁断され、高い技術を持った職人さんの手によって裁断され、縫製されます。
腹掛けや股引きの製作は伝統芸能とまではいかないまでも、それを作る担い手の数はやはり国内ではどんどん減ってきていると言えます。
中には海外生産というものも増えており、品質に不安があるものも否めない状況ですね。
腹掛けや股引きなどは1年を通して祭りなどで数回使用するだけなので、使用頻度を考えれば耐久性をそれほど重視しない人も多いかもしれませんが、祭りともなると日本の伝統文化です。
やはり、お気に入りの腹掛け・股引き・法被を着てはつらつと胸を張って出かけたいですよね。
オリジナルの腹掛けを作るならオーダーメイドと言う方法もあります。
生地をもちこんで作ることもできるので、家族でお揃えにすることも可能なようです。
例えばですが、お祖母様が和裁の心得がおありになるなら、和裁の型紙の起こし方を習うというのも一つの手です。
お祖母様とのコミュニケーションにもなりますし、状況が許せばという話ではありますが。
昔の方は多少なりとも和裁は嗜みとして身に付いておられる場合がありますから、腹掛け程度なら意外と簡単に教えて頂けるかもしれません。