東京の浅草で行われる浅草祭りは三社祭りとも呼ばれて神話に基づき船祭が始められた事が起源となっています。
毎年5月の半ばの3日行われて約150万人の人出が見込まれる人気の祭りです。
浅草祭りで腹掛けを着用した男性に担がれる神輿は神様が乗ると考えられていて、神輿を担いで歩く際にわざと上下左右に動かしたり、荒々しく揺さぶるため見ていると迫力があるのが特徴です。
なぜこんな事をするのかというと揺さぶる事を「魂振り」といい、神様の霊威を高めて豊作を願ったり、疫病の退散があるようにという信仰上の理由です。
祭りの際に着る腹掛けを見て自分も着てみたいと思った事のある人も少なくないと思います。
これは祭りによって開催している神社が揃いの腹掛けを用意するところもあれば、神輿を担ぐ団体が自分たちで揃いのものを準備する事もあるようです。
団体に所属していない人達でも同好会を結成し腹掛けを用意すれば参加する事も可能です。
普通に一般客として腹掛けを着てお祭り気分を満喫したいという人なら、ネットからでも腹掛けを購入する事も可能です。
ただし購入の際の注意点はサイズです。
一番小さいサイズは大人用のもので一尺六寸からになります。
着物のサイズと同様に腹掛けのサイズも普段着ている洋服のサイズとは表記が違うのでサイズを間違えないようにして下さい。