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お祭り用品の橋本屋ダボダボシャツのしまい方

ダボシャツのしまい方

祭用品である鯉口シャツやダボシャツは、通年中着るものではありません。
祭が好きで、日本中のお祭りに参加しているという人なら話は別ですが、基本的には地元の祭りに参加して、また来年まで祭用品はしまっておくという人が多いでしょう。

祭用品の中には自宅で洗濯するのが難しい種類の和服もありますが、幸い鯉口シャツやダボシャツは自宅で洗濯可能です。
そして洗濯後、また来年にすぐに着れるように、鯉口シャツやダボシャツをたたんでしまっておく必要があります。
祭用品のたたみ方は洋服とは少し異なります。変なたたみ方をしてしまうと、シワがついてしまいます。
では、正しいたたみ方について紹介したいと思います。
まず鯉口シャツとダボシャツは、サイズ感は多少異なりますが、基本的な服の形は同じです。
そのため正しいたたみ方も同じです。
まずボタン側を上に置きますが、ボタンは留めるとシワがついてしまうので、留めずにたたむのがポイントです。
そして襟元から左右5㎝ぐらいのところで折ります。袖の部分は折り返しておきましょう。

すると鯉口シャツとダボシャツは長方形の形になります。最後に真ん中を半分に折って完成です。
祭用品である鯉口シャツやダボシャツは、太陽の光や紫外線の光に弱いため、保管場所は必ず日の当たらない場所、箪笥の引き出しやクローゼットにしまうようにして下さい。

 

祭用品である鯉口シャツやダボシャツは、1年のうちでお祭りシーズンに1~2回しか着ないという人が多いでしょう。
そのため長期保管をする事を前提に、しまうようにして下さい。
では祭り用品の鯉口シャツやダボシャツの保管方法について紹介したいと思います。

まず当たり前ですが、祭用品は汚れたままの状態で保管してはいけません。
洗濯方法が分からないから、洗濯すると生地が傷んでしまうから、そんなに汚れていないからという理由で洗濯せずに保管してしまうと、雑菌が繁殖してしまいます。

また藍染めの袢纏は洗わない方がいいと推奨されるケースもあるため、祭用品=洗ったらダメだと勘違いしている人もいるかもしれません。
ですが、正しい洗濯方法をすれば、それほど激しく傷む事はありません。
また着ている時に汚れない事も意識するといいでしょう。

例えば神輿を担ぐ時には鯉口シャツと股引き、腹掛けと江戸前スタイルで臨みますが、それが終わってお酒を飲んだり、食べ物を食べる時にはダボシャツに着替えるとリラックス出来ますし、祭用品が汚れるのを防ぐ事が出来ます。
もちろんダボシャツも祭用品の1種ですが、無地で綿の生地のため、他の祭用品と比べると洗濯に強いと言えるでしょう。

祭用品である鯉口シャツやダボシャツは、洗濯後に日陰でしっかり乾燥させ、直射日光の当たらない収納ケースや箪笥の引き出しに保管するようにして下さい。その際に防虫剤も入れておきましょう。
少し手間ですが、1年間保管しっぱなしの状態よりも、鯉口シャツやダボシャツは3~4ヶ月に1度の割合で洗濯し、再度保管するようにするとベストな状態で保管出来ます。

 

久しぶりにクローゼットの奥から出した、祭用品から異臭がしたり、菌が発生して着る事が出来なかった。
そんな経験がある人もいるのではないでしょうか?
祭用品である鯉口シャツやダボシャツの価格は決して安くありませんよね。
年に1度着るか着ないかの使用頻度の祭用品を、ダメにして買い替えるのは経済的に負担です。

では祭用品である鯉口シャツやダボシャツを、上手に長期保管するためにはどうしたらいいのでしょうか?
まず菌が繁殖する原因は、生地に水分が含まれていた事が原因です。
しかし洗濯後、鯉口シャツやダボシャツに乾燥機は使用出来ません。
なので、しっかり干して乾燥させてから保管するようにして下さい。

そしてポイントは祭用品である鯉口シャツやダボシャツは、乾燥後すぐにしまってはいけません。
正しいたたみ方で畳んだ後に、1日その状態で外に置き、翌日タンスやクローゼットにしまうようにしましょう。
収納ケースにあまりぎゅうぎゅうに詰め込まずに、湿気の少ない場所で長期保管して下さい。

よく圧縮袋に入れた方が、雑菌がつきにくいから祭用品にもいいと勘違いしてしまう人がいます。
しかし空気に多く含ませる事が出来る衣装ケースの方がいい状態で保管する事が出来ます。

祭用品である鯉口シャツやダボシャツの保管に関しては、良かれと思ってした行為が実は悪影響を与えているという事が少なくありません。
まずは正しい洗濯方法、干し方、たたみ方、保管方法を調べてから、長期保管するようにして下さい。